オープンアクセス(OA:Open Access)とは、研究成果をWebサイト上で公開し、誰もが無料で利用できるようにすることです。研究成果のOA化は次のようなメリットがあります。
・ 論文を世界中の人に読んでもらうことができる。
・ 論文が引用される可能性が高まる。
・ 研究成果を社会に還元する。
論文をOAにする方法としては、主に「グリーンOA」と「ゴールドOA」の2つがあります。
論文の著者本人が、機関リポジトリや分野別リポジトリ、プレプリントサーバ上に、自身で論文を公開(セルフアーカイブ)することにより、論文をOAにする方法です。
国際医療福祉大学所属の研究者は、国際医療福祉大学リポジトリに登録することで、OAにすることができます。
著者が論文掲載料(APC:Article Processing Charge)を支払うことにより、電子ジャーナルサイト上で論文をOAにする方法です。
・ フルOAジャーナル: 収載論文のすべてが無料で公開される
・ ハイブリッドジャーナル: 雑誌自体は有料の購読誌で、著者がAPCを支払った論文のみ無料で公開される
グリーンOAとゴールドOAの比較